2006年08月23日

ラリー・フィンランド

 約2ヶ月のサマーブレイクを終えていよいよWRCの後半戦が始まりました。後半戦第1戦、Round10はフィンランド(旧「1000湖ラリー」)です。全ラリー・イベントの中でも群を抜いてスピードアベレージの高いこのイベントは、グラベルながら固い路面と激しい起伏によって、高速かつジャンプが多いイベントになります。そのため、空中姿勢を安定させるのが難しく、派手なクラッシュが起きやすい、ドライバー・コドライバーにとって神経をすり減らすイベントです。(フィンランド・ラリーでイメージ検索をかけてもジャンプ中の写真が沢山でてきます)。

ちなみにジャンプの最長距離記録はマルコ・マルティンが2003年に171km/hで飛んだ57mです。50m以上も飛んでると滑空してるように見えるんじゃないかな。

 

以下、リザルトについて触れていますので、リザルトを見たくない方は読まない事をお薦めします。

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2006年06月16日

イングランド決勝トーナメント

 ルーニーも復帰し、イングランドがトリニダード・トバゴに2-0で勝利。決勝トーナメント進出を決めました。次に焦点となるのはグループリーグで何位になるか、ということです。これは決勝トーナメントに進出するであろうチーム全てが考える事だと思います。決勝トーナメントともなると一見してレベルが低いようなチームはありません。従って、なるべく勝ち進むためには相性の良い組み合わせになる事を望むほかに無くなります。チームとしては全ての試合で勝ちにいくと思いますが、私の推すイングランドはグループリーグ1位が良いのか、2位が良いのか希望的観測と妄想気味に考えてみたいと思います。


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2006年06月04日

トンネルを抜け出せないペター

 イタリア、ギリシャラリーとやはりSUBARU、特にペター・ソルベルグにはアンラッキーが付いて回っているようです。ペターはサルディニアでは最終日のSS18でステアリングアームの破損があり総合9位まで後退し、現時点では最終結果は出ていませんが、アクロポリスではSS13へのステージ間の移動の際、カーブで対向車を避けようとして岩壁にハードヒットしレグ2からリタイアというなんともツイていないとしか言えない状況です。
 特にアクロポリスではトップ3内でグロンホルム、ローブと共にポディウム争いをしていた分、本人にもショックが大きいと思います。レグ3ではレースに復帰するようですが、再度上位進出するのは絶望的です。ディレクターのルイス・モヤは以前の記事にも書いた通り、まだまだパッケージとしてのインプレッサ 2006の完成度に満足していない、とのコメントを出しているので、インプレッサ2006が完全に仕上がった際にペターにも運が回ってくるのを期待するしかないようです。


 しかしながら、SUBARUのセカンドドライバー、クリス・アトキンソンの好走は今後のチームとしての再興を期待できるものであると言えます。ただし彼もサルディニア、アクロポリスとトラブルに悩まされ続けています。ペターとクリスが本来の走りをイベントを通して維持できれば、SUBARUが切り捨てているマニファクチャラーズカテゴリーでの上位も狙えるのではないでしょうか。

2006年05月31日

イングランドどうすんの

 今回のワールドカップでも優勝候補筆頭のブラジル。ここはまあ堅いとして、次に有力なのはどこか。これが友人との間でかなり話題になりました。そして私がその中で推したのがイングランド。


 今回のイングランドはアシュリー・コールやリオ・ファーディナンド等ディフェンス陣も経験を積んだし(ギャリー・ネヴィルとソル・キャンベルは歳かな)、ミッドフィルダー陣もジェラード、ランパードが台頭し、チームの成熟度が前回大会よりも数段上がったと思います。ピークを過ぎた感のあるベッカムも経験という武器を手に入れましたし、チェルシーでレギュラーを張るジョー・コールもかなり注目だと思います(ゴールキーパーは依然として不安がありますが)。しかし、そんな期待できるチームの中でフォワードのレギュラーであるウェイン・ルーニーとマイケル・オーウェンが故障に悩まされています。ルーニーは骨折、オーウェンは古傷に関係はないとされてますが、太ももの不安があります。


 控えのフォワードに関して言えば、198cmあるピーター・クラウチという超大型フォワードがいますが、レギュラー二人が怪我という状況では他がテオ・ウォルコットのみというのは心もとないです。そこでエリクソン監督はジェラードのフォワード起用という案も考えたようですが、これがベストメンバーの時であれば新しいチャレンジとして歓迎されると思うのですが、この状況では苦肉の策にしか見えないのが辛い所です。


 何にせよ、ルーニーの骨折があるのでベストメンバーは決勝トーナメントでないと見れそうにありませんが、今回はイングランドにとってかなりのチャンスだと思うので、是非頑張ってもらいたいです。  勿論、一番応援するのは日本ですが。

2006年05月17日

SUBARUの低迷が気になる

 '06-'07のWRCが開幕してから早くも6戦が終了しました。今年はターマックの開催時期が春に集中したという事もあって、SUBARUは序盤戦は非常に苦しい状況ですね。しかも、元々ターマックをそれほど得手としていないSUBARUにあって、ペター・ソルベルグの不運の連続。今シーズンのインプレッサWRC2006の信頼度が低いのも気になります。

 ここ数年のインプレッサの慢性的な弱点と言えば(障害物へのハードヒットは別として)、フロントグリルからのエアーインテークでほこりが目詰まりを起こしてパワーダウンしたり、最悪オーバーヒートする、という程度のものでした。ところが、今シーズンはギアボックス、ステアリング、ドライブシャフト等といったこれまでSUBARUではあまり考えられない部分のトラブルが続発しています。根本的な部分は全く違いますが、なんだかプジョーが207から307へベース車両を変更した2004年のシーズンの事を思い起こさせます。結局ギアボックストラブル多発による惨憺たる状況を改善できないまま、また、ドライバーとチームフロントとの確執を解消できないままプジョーはシーズンを終えました。

 ではSUBARUはどうかというと、プジョー程悲観はしないで良さそうです。ワークスのフロント人事を大きく変更し、ドライバーとテクニカルスタッフとのバランスを上手くとる、という事を当面の目標とし、その反映としてインプレッサ WRC 2006のドライバーに適した開発を行っていくということです。

 開発の手始めとしては、車体の設計からくるオーバーステアの解消が課題となるようです。近年のワークスのエースドライバーの特徴とも言えますが、昔のような激しい荷重移動による派手なドリフトは影を潜め、ペター・ソルベルグ、セバスチャン・ローブに代表される切れのある、フォーミュラのようなインをえぐる様な走りが主流の中で、オーバーステアは大きな障害となります。この点をどのような対策で乗り切るかが注目されます。

 また、各パーツの信頼度、すなわち耐久性の向上も期待される所ですが、この辺りはSUBARUには実績があるので早急な対応をしてくるのではないでしょうか。


今後の開発成果が注目されるインプレッサWRC2006